災害を防ぐ土地選び!安心探しの実体験

賃貸契約で一戸建てに住んでいましたが、その立地場所があまりよくないところで、大雨の際に裏山の岩が露出するようになりました。知らずに住んでいたのですが、役場に尋ねると土砂災害警戒区域内にあるということで、不安が増しました。

 

土や岩の露出を見なければあまり気にしなかったかもしれませんが、そうした状況を見てしまったので転居を考えました。

 

立地条件の悪さについて物件の所有者とも話しましたが、当人も手放したがっていたらしく、結局私達が引っ越したあとにその場所に「住まない、荷物置きにする」という条件で元々不動産投資の投資物件として考えていた他者に売却なさったようです。

 

また、市町村などにも相談しましたが「崩落などの問題が起きていない段階では、所有者に所有権があるのみで、どうすることもできない」ということでした。特に事前に工事のような対策はしてくれないということがわかり、結局逃げ出すのが早いと確信しました。

 

住むための土地はとにかく「立地の状況」がとても大切です。川のそばや山のふもと、元田んぼだった箇所など、災害を招く土地はたくさん隠れていますので、まずは市町村などの発行しているハザードマップを最低限確認してから購入することをお勧めします。